PROJECT NEKOTORA



もう一度、海へ -sea you again-
May.30.2020 - Fukaura, Aomori

この記事の続きです


青森県の中でも特に歴史のある弘前市を通り抜けて、海の見えるところに来ました。これが鰺ヶ沢町です。ここまで来るのもなかなか大変ですが、まだまだ旅は続きます。とはいえずっと走り続けて少し疲れちゃったのでね。休憩がてら立ち寄ったのは、こちらのお店です。



はい、きくや商店さんですね。「天才志村どうぶつ園」で一躍有名になったブサカワ犬? の「わさお」が住む場所です。

ここから何枚か写真を立て続けにアップロードします。


 上段左側は「ちょめ」です。わさおの奥さん「つばき」の実家からやってきた、二人の娘的なポジションですね。そして上段右側が「わさお」……6月8日に息を引き取ったので、その10日前ということになるでしょうか。すでに立ち上がることもできず、こちらを振り向くこともありませんでしたが、最後に一目見ることができてよかった……かな。

下の猫たちは、きくち商店さんの庭でうろうろしていたものです。野良猫なのか、きくち商店さんで世話をしているのかわかりませんが、それなりに人に慣れてはいるみたいで、このくらいの距離で写真を撮っても特に動じることがありませんでした。……もしかすると、かつての看板猫「グレ子」の血を引いているのかな。ともかく猫好きとしては、逃げなかったのが嬉しかったのでね。故・志村けんさんが「日本一うまい」と絶賛した名物のイカ焼きをシェアしながら少しく休んだのでした。


(クリックで画像拡大します)


さて、ちょっとした寄り道をしつつ、いよいよ深浦町に入りました。気分は「水曜どうでしょう」の東日本縦断ラリーで、大泉洋さんがようやく新潟県にたどり着いた時のようです。「海だぁーやったぁー」ジャカジャン♪ 新しい朝がいつものように始まる〜♪♪

これこそ私が夢に思い描いていたことです。オートバイに乗っている人間だけが味わえる、最高の時間です。全身で風を浴びて、果てしなく広がる海を見ながら。そして時々すれ違う「仲間」に挨拶をしながら走る行程は、もはや言葉もありません。そう、オートバイで走ることと同時に、こうやってオートバイ乗り同士であいさつを交わすことが、何よりもうれしかったんです。

それではまた、しばらく深浦の美しい景色でお楽しみください。(BGM:1/6の夢旅人)



このあとは隣の秋田県八峰町、さらに能代市まで下った後、今度はひたすら拠点に向けて走り続けること数時間。もはや日も落ち、写真を撮るよりも「早く、無事に、帰らなくちゃ」という一心でひたすらオートバイを走らせ続け帰ってきた次第です。


やっぱりオートバイって楽しいです。本当に、素敵な旅でした。

……まあ、快適かって言われれば快適じゃありませんよ。気が抜けないし寝れないし、走っても走っても目的地にたどり着かないし。走っている間はとにかく頑張って頑張って頑張りぬく感じでしたからね。

だから、いいんですよ。オートバイ。四輪じゃ絶対に味わえない苦労と、それを乗り越えた達成感。これに関しては125ccだろうと1250ccだろうと変わらないと思います。1250ccのバイクって、とても怖くて乗れませんが。

参考動画

 その筋の人たち(バイク好きの人たち)では有名な二宮祥平さんです。教習中にくじけそうになった時からオートバイに乗りたくても乗れない現在まで、ずっと精神的な師匠です。……というとちょっと重いかな。言い直します。大ファンです。 地理的に離れすぎているので直接お世話になることはないと思うんですが、これからもガンガン動画投稿してください! 応援してます!


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