再修学旅行――仙台・松島観光旅行記
 Jun,22-23,2013
  


 おまけ 「飲み食い仙台、おみやげ宮城」



もうひとつの「仙台モデル」!?


 私もすっかり30代のオッサンなので、新しい土地に行くと「何か、その土地のおいしいものを食べたい」と思うようになってしまいました。食べ物もそうですし、飲み物もね。

 そういうわけで、夜は仙台市内に繰り出してド派手に飲みました。最初は博多風のもつ鍋屋にレッツラゴ〜!
 
 お店の名前は失念してしまいましたが、どうも私の知っているもつ鍋とは違うため、基本的な調理はお店の人に任せ、私たちはひたすら飲んで食べて飲んで飲んで食べるという行程にいそしみました。

 まずはビールで涼をとり、仙台でも地産地消でしょう! と言って地酒をオーダー。昨年の忘年会で日本酒を飲みすぎて記憶が飛んでしまったので、かなり慎重に飲み始めたものの、とにかく「う〜まい!」な味に舌鼓を打ちながら、あっという間に一合あけてしまいました。ちなみに兄者はビールの後、ひたすら焼酎ロックで攻めていました。
 
 さて日本酒を空け、じゃあ次はどうするか? となッた私。地酒の次は地焼酎でしょう! と思ってメニューを眺め・・・なぜか仙台ではなく鹿児島の焼酎である「富乃宝山」をオーダー。いや、これはどうしても飲みたい一品だったんですよ。なぜかというと、その昔、次のようなやり取りを見たから。


 123 :水先案名無い人[]投稿日:2006/04/04(火) 01:50:31 ID:eU57gS3t0[1/2回(PC)]
「おい、これが第一話の作画かよ」
文七がたまらず呻く。
「まあまあ、しばらく見守ろうじゃねえか」

象山が富乃宝山をくいっと飲み干す。
花の香りがする芋焼酎だ。
しばらくして、原作の漫画とリンクしていることに気づく。
そうか、この回は――

ずんとこぽこてんずんとこぽん
ずんとこぽこてんずんとこぽん

文七の肩が、無意識にリズムを刻んでいた。

124 :水先案名無い人[]投稿日:2006/04/04(火) 01:57:24 ID:eU57gS3t0[2/2回(PC)]
美しい風景、心地よしセリフ廻し。
そうだ、このアニメは作画を超えた位置にあるのだ。
もみ子のマイペース、アリア社長のもちもちぽんぽん、アリシアのあらあらあら。
そして、癒しの一言ではすまされない音楽――

エンディングテーマ「夏待ち」
文七と象山の二の腕を鳥肌が疾った。
ARIA The NATURAL たまらぬアニメであった。


 『ARIA』と『餓狼伝』。どちらも大好きな作品です。それらを結びつける酒が富乃宝山というわけで、私も頭の中でリズムを刻みながらロックでいただきました。たぶん松尾象山ならストレートで飲んでいたと思うんですが、私はロックで飲むことさえ初めてですからね(普段は水割りかサワー)。それで少しずつ飲んでいたのですが、これも確かに「う〜まい!」でした。なんか、焼酎ロック、好きになりそう。
 

 で、ひとしきり食事を終え、さらに飲みまくった後に兄者に連れて行ってもらったのは、とある立ち飲み式のバーでした。ここで樽詰のウイスキーを3杯ほどいただきました(2杯目まではロック、3杯目は水割り)。ここは古い洋楽が流れ、客層は仕事帰りのサラリーマンから私たちのような人間までバラエティに富んでおり、常に人がたくさんいるようなところでした。
 
 かくして、食についても酒についてもバッチリ堪能し、すっかり満足した私たち。後に聞いたところによると、兄者はこの時の記憶があまりないそうでしたが、私は終始意識がありました。石井智宏選手(新日本プロレス)ふうに言えば、綺麗飲み達成! というやつです。
 
 そしてこの旅行の後に行われた会社の飲み会でも、同じ流れで痛飲。周りの人たちから驚愕されつつも涼しい顔でシメのハイボールまで空けてしまったのでした。これもまた『仙台モデル』として登録することにしましょう。
 
 
 のんある気分でおいしいものを
 
 
 という具合で、夜はド派手に酒を飲みまくった私ですが、元ノアのプロレスラー・志賀「アニキ」賢太郎選手よろしく、昼間から酒は飲まないタチなので、この時以外はすべてノンアルコールで食事を楽しみました。わざわざこう書くと言うことは、兄者は2日目の朝食時以外、すべてビールと一緒に食事をしていたと言うことです。
 
 ここからは、仙台に着いてから食べたものを箇条書きにリストアップして行きたいと思います。
 
 
 1:北辰鮨(仙台駅構内)
 
 さしあたって、到着してすぐに食べたのが仙台駅構内にある立ち食い寿司。こういったシステムで食べるお店も初めてだったのですが、あまりなじみのないネタがたくさんあって、とてもおいしかったです。まあ、この後に松島で本格的な何かを食べる予定だったので、ここでは4つか5つ程度で済ませたのですが。
 
 まあ、魚介類がとてもおいしかったのは当然ですが、兄者がシメに頼んだのは「わさび巻き」。それを当たり前のように頼む兄者には、さすがの犬神も驚愕してしまいました。盛岡市内の某すし店でも裏メニューとして存在する「わさび巻き」が、ここ仙台では当たり前のように存在していること、そして当たり前のように注文する兄者。う〜む、そう来たか。
 
 正直なところ、ある種の罰ゲーム以外で食べたことがなかったのですが、こうして食べてみると・・・うん、なんかいいかも! と思いました。いや本当に。食後に食べるフラボノガムみたいなもので、確かにいいんです。それが発展して、先日はわさびを肴に日本酒を飲みました。これを突き詰めれば、そのうちわさび「だけ」で酒が飲めるかもしれません。そうなりたいかどうかはさておいて。
 
 
 2:かきふらいとサザエ・ツブ・イカの焼き物(出店)


 松島では、なぜかこの時期に「かきふらい」を食べました。つい平仮名で書いてしまいましたが、文字通り牡蠣の揚げ物です。どうも冬季限定のイメージだったのですが、「かきふらい」大好きな犬神にはとってもうれしかったです。
 
 あとは松島水族館のフードコートにある出店で食べた焼き物の数々。なんだか海に来た気分だったので、ついつい私も普段はゼロコーラを飲むくせに赤コーラを飲んでしまいました。この時も兄者は生ビールを飲みまくっていたのは言うまでもありません。
 
 
 3:ご飯とタマゴサラダとロールキャベツの汁
 
 
 私たちが宿泊した『ホテル・ルートイン』では、朝食無料券があったので、1.2日酔い(ふつかよいほどではないが、若干、酒が残っていた)だったにもかかわらず食べてしまいました。
 
 普段、朝はパン食主義なのですが、ここではなぜか「ご飯を食べなきゃ力が出ないぜ!」とか言って、それなりの量のご飯を食べました。そして、そのおかずとしてはタマゴサラダ(要は「タマゴサンド」の中身)とフライドポテト、それにロールキャベツの残り汁などがありました。
 
 ・・・一応『ホテル・ルートイン』の名誉のために申し上げておきますが、これはたまたますべてのロールキャベツが取りつくされ、補充される直前にそのブースまで来てしまった故の悲劇であり、別に残り汁しか食べさせてもらえなかったと言うわけではありません。実際に、私がすべての準備を終えて席についたころ、調理場から大量のロールキャベツが投入されていました。これはあくまでもタイミングの問題なのです。
 
 
 4:牛タン定食・ずんだもち
 
 
 朝をしっかり食べたのですが、お昼にはそれなりに空腹感を覚えたので、青葉城址の中にある『伊達の牛たん』さまに行きました。ちょうどそういう時間帯だと言うことで、30分くらいの待ち時間はありましたが、それでもこの牛たん定食はもう最高に「う〜まい!」でした。お皿の上の肉を食べつくし、最後にテールスープをゴクリッ! やっぱり牛タン最高! と言ったとか言わなかったとか。
 
 さらにその後は、兄者がなぜか猛烈に食べたがっていた「ずんだもち」を食べました。これは仙台発祥の甘味で、枝豆をすりつぶしたペーストを餅に絡めた食べ物です。
 
 元々が枝豆だから、それほど甘くないんだろう・・・と思っていたのですが、しっかり砂糖で甘くしてあるんですね。でも枝豆の風味もきっちり残っているものだから、なんとも不思議な味わいです。これは確かに、食べておかなければいけないですね。
 
 
 と、ざっとこんなもんでしょうか。とにかく食べ物も飲み物も満喫したのでした。
 
 
 土産物リスト
 
 
 今回買った、主な土産物の一覧です。

 木刀『梵天竜神丸』 一振
 
 沙羅双樹から切り出され、龍神を模して作られた木刀・・・は『龍神梵天丸』です。これはメイドインチャイナ。この手の観光地ではもはや大定番と言ってもいい大量生産の木刀です。ただ昨今は一口に木刀と言ってもいくつか種類がありまして、白い木刀にスタンプを押しただけのものから、樫の木で作られた本格的な? ものまで、色々あるんです。
 
 私が買ったのは樫の木刀を黒く塗ったもので、そこに金文字で『伊達政宗』という銘と龍のイラストが施されています。さらに柄巻きがしっかりと巻かれている最高級品です(土産物の木刀の中では)。そこそこ重量もあるし、柄巻きのせいなのか握った感じもしっかりしているので、政宗公の魂を最も強く感じられる(という空想がしやすい)一品として松島で買い求めました。おかげで松島からの帰りの電車、仙台市内で飲む時、その後もずっと持ち歩くことに・・・。
 
 ふしぎなタオル   一枚
 
 松島のとあるお店で「伊達萌宗」とかいう、恥も外聞もないような美少女キャラのグッズがたくさんあったのですが、さすがにそれは・・・と思い、買ってしまった一枚。これもまた謎の美少女が織り込まれたタオルですが、特定の名前があるわけではないようです。また、ほかにも女忍者バージョンなど、数種類があったみたいです。
 
 どこらへんが「ふしぎ」なのかというと、これ、どうやら水につけると絵柄が変わるらしいのです。果たしてどんな絵になるのかというと・・・もったいなくて試していません。そして多分、これからも試すことはないと思います。
 
 メモ帳(まさやん)  一冊
 
 これはオリジナルキャラの『まさやん』のメモ帳です。先ほどチラッと書いた『伊達萌宗』も、どうやらショップのオリジナルキャラだったみたいなので、恥を忍んで買っておけばよかった・・・と思いましたが、こちらはしっかりと買って来ました。やはり、こういったものはちゃんと抑えておかないとね。記念品ですから。
 
 数あるグッズの中からメモ帳を選んだのは、一番実用的な感じがするからです。それ以上は特に書くことはありません。
 
 
 小説『竜宮ホテル』(村山早紀)  一冊
 KAWADE夢ムック『澁澤龍彦』 一冊
 
 これは仙台にも宮城にも特に関係ありません。買ったお店も仙台市内の普通の本屋でした。
 
 じゃあどうして? という話になるのですが、2007年に広島に行った時から「旅先で何か本を一冊買う」ことを自分に課しているからです。そうすることで、本を手に取るたびにそのたびの思い出をよみがえらせることができるからです。
 
 ちなみに広島に行った時は『AQUA』(天野こずえ)の1巻を買いました。また、去年の夏に東京に行った時は上野駅の本屋で『輪廻のラグランジェ』1巻を買いました。そして今回は私が愛してやまない村山早紀先生の本を一冊買い求め、帰り際に見かけた澁澤龍彦特集の本を追加してレジに持っていったしだいです。なお、ここに立ち寄った時は一軒目のお店でシコタマ酒を飲み、次のお店に行く途中でしたから、酒の勢いもあったような気がします。
 
 
 三色最中      一箱
 
 
 仙台銘菓というと、皆様いの一番に思いつくのは『萩の月』かと思いますが、それと同等の位置にあるのが最中です。あとは、お菓子とはちょっと違いますが、笹かまぼこなんかもお土産の定番ですよね。
 
 もちろん私も『萩の月』は大好きで、お土産としてプレゼントされるとその場ですぐに食べちゃうくらいなんですが、一方で最中は・・・最近あまり食べていなかったんですよね。だから、「お土産は最中にしよう」って、もう実際に仙台に来る前から決めていたんです。
 
 本来であれば、仙台最高のモナカメーカーである『白松がモナカ』がよかったんですが、あいにくと出発直前、改札口を通り過ぎた後にバタバタと探し回ったもので、手っ取り早く『三色最中』という名称のものを一箱購入。それを抱えて新幹線に飛び乗ったと言うわけです。
 
 まあ、これはその名の通り小倉・胡麻・白餡が各三分の一ずつ入った代物です。全部の味を食べたい私のような節操のない人間にはうってつけの一品です。実際、とてもおいしかったです。なかなかオススメの仙台土産です。
 
 
 絵葉書       若干数
 
 これはもう、ほとんど義務に近いです。どこに行っても、絶対にポストカードは買います。まさにミスター・ポストカードです(?)。
 
 松島では、ケースに入った数枚セットのものを買いました。このケースにも松島の解説が入っているのですが、これはおそらく昭和の時代からず〜っとデザインが変わらない代物のような気がします。そんなレトロ感も味わえる一品です。
 
 その後は、まあ行く先行く先でポストカードを買い求めたわけですが、さすがに何でもいいと言うわけではありません。たとい記念品だとはいっても、行った場所が写っていなければ買うわけには行きません。松島まで行って北極海の流氷の絵葉書とかを買っても、『お前はどこに行ってきたんだ』という話になりますからね。そういうわけで、松島水族館では絵葉書を買わず、その代わり後述する記念メダルを買ったのでした。
 
 
 記念メダル
 
 
 色々な観光地にある金メダルです。・・・じつは、昨年にこの場所を訪れている兄者から無刻印の記念メダルをもらっていたので、ある意味では必要ないような気もしたのですが、今回は今回で改めて買いました。そして80年代PCな画面を見ながら年月日と自分の名前を打ち込み、ガツンガツンガツンと打刻。『真・記念メダル』として私の財布の中に納まったのです。
 
 

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