第一部 2012年2月〜2014年2月まで
 
 第二部 2014年2月〜2016年2月まで

 第三部 2016年2月〜2018年1月まで
 
 
 6年間、ご愛読ありがとうございました。ファミリアファミ子物語は2018年1月25日をもって完結いたしました。いぬがみ先生の次回作にご期待ください。        ファミリアS−WAGONとは?
 
 
 一応、歴史的なところを申し上げますと、これは9代目ファミリアに設定された新しい形の車です。デビューは1998年9月。一応ワゴンとうたってはいますが、当時のライバルであるウイングロードやカローラワゴンと比べると、ずいぶんコンパクトな設計となっています。そのため「これは5ドアハッチバックだ」とおっしゃる方も多数おりますが、S-WAGONです。マツダがS-WAGONって言っているんだからS-WAGONなんです。
 
 このSには、「ショート、スポーティ、スタイリッシュ」といった意味が込められているといいます。確かに先ほども申し上げたように他社の車と比べてずっとコンパクトにまとめられております。ヨーロッパ風な感じと言うか、ヨーロッパ市場で真っ向勝負してやろう! という意気込みが感じられます。その志は現代のアテンザやアクセラに受け継がれているのは言うまでもありませんよね。
 
 これはinternet archiveから拾ってきた、当時のホームページの記録です。20世紀のものと21世紀のもので少し違うみたいですから、一応両方貼り付けておきます。
 
 旧ホームページ
 新ホームページ
 
 私が乗っているのは2000年10月にマイナーチェンジをした後のもので、グレードは『S−4』というものです。これはベースグレードである1500ccの直列4気筒自然吸気エンジンを搭載したもので、可変バルタイありモデルや『スポルト20』と比べるとグッとおとなしめの110馬力です。およそスポーツ走行など望むべくもありませんが、それでも軽自動車や兄者の2代目マーチよりはずっとパワフルです。実用走行メインの私にとっては十分な性能と言えます。

 駆動方式は4WDです。方式としては『ロータリーブレードカップリング』というものを採用しています。・・・・別にマツダだからロータリーってうたっているわけじゃありませんよ。元々、装置の内部に設けられた3枚羽根のプロペラブレードの回転によって駆動力が伝わるシステムだから、こういう名前なんです。いわゆる『後輪が滑った時だけ4WDになる』システムで、普段はFF方式で走ります。もっとも4WDの装置がつく分、車重は純FF仕様より重く、そのため燃費も悪くなってしまうのですが(変速機もATだし)。
 
 ここまで書いてきた内容では、「車にさほど興味のないオジサンが実用本位で買った」ものが中古で流れてきた・・・・と思われるかもしれませんが、中古車屋さんが言うには、以前運転していたのは若い女性だったそうです(ホントかな)。まあ、それはいいんですが、よくよく調べてみると当たり前のようにさりげなくついていた様々な装備(フルオートエアコン、キーレスエントリー、ルーフスポイラーなど)が、ディーラーオプション設定なんですよね。逆に、設定されていないのはサイドエアバッグだけ、という豪華装備。いや〜、やっぱり即決しておいてよかった〜。
 
 
性能諸元(goo-netより)


型式 GF-BJ5W

全長×全幅×全高 4250×1695×1435mm  ホイールベース 2610mm
ボディタイプ ワゴン
トレッド前/後 1465/1465mm
ドア数 5ドア
室内長×室内幅×室内高 1825×1440×1170mm
乗員定員 5名 車両重量 1280kg

エンジン型式 ZL-DE
最高出力 110ps(81kW)/6000rpm 最大トルク 14.0kg・m(137N・m)/4000rpm
水冷直列4気筒DOHC16バルブ 総排気量 1498cc
内径X行程 78.0mm×78.4mm 圧縮比 9.0  過給機 なし
燃料供給装置 EGI(電子制御燃料噴射装置)
燃料タンク容量 60リットル  無鉛レギュラーガソリン

ステアリング形式    パワーアシスト付きラック&ピニオン
サスペンション形式   (前) マクファーソン式 (後) ストラット式
ブレーキ形式      (前)ベンチレーテッドディスク (後)ディスク
タイヤサイズ(前) 175/70R14 84S タイヤサイズ(後) 175/70R14 84S
最小回転半径 5.2m


駆動方式 フルタイム4WD
トランスミッション 4AT
LSD ----
変速比 第1速 2.800 第2速 1.540 第3速 1.000 第4速 0.700 後退 2.333
最終減速比 4.375/3.909



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