その17 10万マイル突破記念!? 音響リフレッシュ計画!


 またもやブランクがあいてしまいましたが、今日も元気にファミ子は走っています。パッと見は少々ポンコツですが、まだまだ……ね。
 
 さてさて、そんな今日この頃ではありますが、現在の走行距離は16万1200キロほど……そう、とうとう目標としていた10万マイルを突破しました!

 私がこの車に乗り始めた頃はまだ7万キロ弱といったところですから、ここ数年で10万キロ近くマイレージを稼いだわけですか。今時これほどまでに長い間同じ車に乗る人も早々いらっしゃらないかと思いますが、そんな時代だからこそあえて私は言います。

 車は10万キロくらい、まったく問題なく走ります。そして10万マイル――もちろん定期的なオイル交換は必要ですし、ブレーキパッドやブッシュ類はもちろんタイミングベルト、ウォーターポンプ、オイルシールといったエンジン脱着コースを伴うメンテナンスは必要です。でも、そうやって手をかけてあげれば、車はちゃんと走ってくれるんです。

 果たしていつまでこの車に乗り続けられるのかわかりませんが、「修理に50万くらいかかりますね」と言われるようなことがない限り、まだまだ走り続けたいと思います。燃費や税制の面では苦しくなる一方ですし、パワー面で少々物足りなさを感じることはありますが、大人5人が乗れて荷物もたくさん積めるし、どんな路面でも安全に走れるのでね。日常生活を送る上では十分なスペックを持っているので、買い替えは考えられませんね。


 ということで話を進めてきましたが、今日は音響系について。

 実は数ヶ月前から私のファミ子、運転席側のフロントスピーカーから音が出ません。段差を乗り越えた時に時々音が鳴ることもありますが、音が出ない時間のほうがはるかに長いです。まあAMラジオとかであれば、ボリュームを上げれば済む話なのですが、CDなどステレオ再生をする場合は歌が聞こえなくなったりします。

 これじゃ〜ちょっとね……と前々から思っていたので、いつも通りイエローハットで何とかしてもらおうと思い、相談。別にウーファーとか、そんなのはいらないから、純正交換タイプでとにかくローコスト! と思っていたのですが、詳しく調べてみたところ私のファミ子は「バッフル」が必要とのこと。スピーカーだけポンと取り替えればOKってわけではないようなんです。

 じゃ〜しょうがない、そのバッフルとやらも一緒に買いますから! と言おうと思いきや、今度はそのバッフルが取り寄せになるとのこと。「いや〜ウチも全種類置いてるわけじゃないんですよ。いわゆる売れ筋のやつしかなくってね。こんな古くてポンコツで査定額0円の車なんか普通の人ならこんなの即廃車ッスよ廃車」と、ゴッホよりもラッセンが好きな某お笑い芸人さんに似た風貌で延々と語り続ける店員を剛力の極みで叩き伏せ、意気揚々とイエローハットを後にしました(途中から嘘八百)。

 これ、難しいですね。これがエンジンとか足回りとかといった、走りに不可欠な要素であれば、迷う要素はないんですが音響系はね。無ければ無いで別に支障がないわけですから。確かに音楽が半分しか聞こえないのは少々快適さを損ねますが……。

 だから極端な話、CDラジカセか何かを車内に持ち込んで、それを3.5ミリミニプラグでつないでガンガン音を鳴らせばいいんですよ。いい音、大音量が欲しいのなら、90年代初頭のいわゆる「バブルラジカセ」はたまたそれ以前のの巨大ラジカセか何かをリサイクルショップで見つけてくればよろしい。何だったらパイオニア社が大昔に発売した名機SK−900をリアシートに載せて、どこかに行くたび肩に担いで「ドゥ・ザ・ライト・シング」のラジオ・ラヒームですか? と言わしめるか。ってネタが古すぎてわからないですねスミマセン。


 でも実際、昔カーステレオにCDプレーヤーが無い時は、そういう風にしていましたから、あまり抵抗が無いんですよね。それに、そういった形式であれば車のエンジンを切っている時でもiPodで音楽が聴けるわけだし。

 そんなわけでカーステレオはラジオ専用と割り切ることにして、音響関係の問題はiPod/スマートフォン用の小型スピーカーを買い入れることで決着としました。唯一CDを聴く時だけは……まあいいか。ソレはソレで仕方がありませんね。

 ともあれ、10万マイルを突破してなお元気に走るファミリアファミ子。次の目標は「20万キロ」です。




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