その15 平成二十八年度車検記録


 さて今回もこの季節がやってきました。この国の公道で車を運転する以上、避けては通れない『車検』です。

 前回は万作石油にてアレコレと修理してもらったのですが、その万作さんは倒産してしまったのですね。そして昨年工場はツブれ万作は消える……と、まさか本当に北見さんと同じ流れになってしまうとは!

 そんなわけで、さてどうしたものか……となったわけですが、実はこの時、万作と取引をしていた保険会社から新しい工場を紹介してもらっていたのですね。まあフツーにイエローハットやディーラーで車検を受けてもいいのですが、何かあった時に気軽に相談できる工場があった方がいいかな? と思い、近所にある『井邦自動車板金塗装』さんに行きました。

 ここは開業からかれこれ37年くらいの歴史を有する老舗(?)です。別に何か特別なチューニングメニューがあるわけではなく、私がしてもらったのも純然たる一般整備だったのですが、工場の入り口に青いランサーエボリューションがとまっていたので、ひょっとしたら近々IKスピードとかって看板に切り替えるのかもしれません(わからない方は『YMスピード』で検索)。


 とりあえずご挨拶に行き、見積もりを出してもらった後そのまま整備へ直行。3〜4日ほどで帰ってきました。今回の主な整備項目は大体こんな感じです。


フロント・リアブレーキパッド交換

リアスタビライザ・ブッシュ交換

灯火系色々交換

ハイマウントブレーキランプAssy交換


 ま、いわゆる消耗品関係が中心ですね。ブレーキパッドは年間2万キロも、なおかつBBSのアルミホイールに替えてからというもの結構エキサイティングに走りまくった私ですから、仕方がありません。ブッシュ系も経年とかでヘタリが出ますから、交換は当然です。そんなに高価なものでもありませんしね。

 灯火系の色々と言うのは「スモールランプ」「ナンバープレート灯」「リアコンビネーションランプ」などです。いわゆる球切れしていたものを交換したりしたのです。これはなかなか自分では気づきませんでしたが、もちろん交換しないと危ないので、全部交換してもらいました。車検にも通らないしね。
 
 ……と、ここまではよかったのですが、問題は最後のハイマウントブレーキランプですね。これ、本当は横長のブレーキランプの中の1個が切れただけなんですが、一体成型なのでパーツを丸ごと交換しなければいけない、と言われたんですね。まあ交換しないと話が先に進まないのでゴーサインを出しましたが、戻ってきた伝票を見たら……その他部品代と工賃を合わせた『整備料』の4分の1をしめていました。

 

(イメージ映像) 

 
 ま、ま、まあ……いいでしょう。そうしなきゃ、話が先に進まないですからね。
 
 で、法定諸費用をあわせて今回は15万円でおつりが来るくらいの金額でした。なお、支払いについては「工賃をちょっと割引する代わりに現金で支払って欲しい」ということだったので、そのようにしました。これまた、けっこーキツいんですが……仕方がないですね。その代わり、これから先何かあったときにも面倒をみてもらうことにしましょう。よろしくお願いしますよ。
 

 
 ちなみに今回もオイル漏れについての指摘がありました。何だか、「オイルが染み出た跡がある」つって。イエローハットではその補修をするためエンジン脱着コースを適用させられそうになりました。さすがにそれはちょっとキツいので今回井邦自動車さんではスルーしてもらい、その代わりLOOPのオイル漏れ止め剤を入れました。
 
 果たしてこれに、どれほどの効果があるのかはわかりませんが……もう、オイル漏れに関してはあまり深刻に考えないようにしました。「前回も修理したのに、どうしてまた……」と落ち込むのではなく、「ま、しょうがないよな」という気持ちで。人間だって歳をとれば腰が痛いとか何とかって言うし、そういうものなのかなって。
 
 



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