好きなら何かしなきゃ伝わらない
――久々にオイル交換&エンジンクリア投入 2014年10月8日

先日、久しぶりに記事を書いたのですが、今回はまた書きます。といっても、あまり特別なことをしたわけではないのですが。

このところは私生活方面で色々あって、ファミ子の方にガソリン代以外の予算を回すことができなくなっていました。お金がないのは元々だったんですが、それでもオイル交換や洗車といった日常的なメンテナンスにも事欠くくらいの緊縮財政を強いられていたのです。

しかしながら、それでは毎日毎日私のパートナーとして走り回ってくれるファミ子に対して申し訳ありません。以心伝心なんて言葉もありますけど、ニュータイプでもない限り、心で思っているだけじゃ伝わらないですよね。ましてや相手は機械ですから、そういった油脂類・消耗品のメンテナンスを怠れば故障し、最悪の場合、永遠の別れとなるでしょう。確かにオイル交換のコストは決して安くありませんが、何とかやってきました。


基本的にシフト制の休みなので、最初は10月1日にやろうとしたのですが、この日はイエローハットが棚卸のため休業中でした。それじゃあ、つって次の休みに行こうとしたら、たまたまその日が日曜で超・混み混み状態。オイル交換に1時間半以上かかる模様だったので、いったん棚から持ちだしたカストロールDC-TURBOを再び戻し、すごすごと退散しました。

そして今日、10月8日。平日の午前中という事だったので、30分ほどの作業時間で済みました。

その際、店員さんに進められるままKUREのエンジンクリアを投入。お金はないけど、これも3年先5年先のファミ子のことを思えばこそ。ひっそりとクレジット2回払い(金利なし)で精算をし、帰ってきた次第です。


……と、ここで終わってしまうと少々短すぎるので、もう少し埋め草的な記事を書きます。

この日の午後は紅葉が見頃だという噂の八幡平方面に行ってきました。

八幡平というのは岩手県/秋田県にまたがる「十和田八幡平国立公園」のことを指すのですが、岩手側から行く時にはふたつの道があります。ひとつは山の尾根に沿って中高速カーブを駆け上がり(または駆け下り)、眼下に広がる絶景を眺められる『アスピーテライン』。もうひとつは木々が生い茂る森の中の峠道をくぐり抜ける『樹海ライン』。こちらは結構きついカーブが多いです。

別にどちらを登ってどちらを降りてもいいんですが、私はなんとなくアスピーテラインを駆け上り、樹海ラインを駆け下りる……というスタイルでいつも行っています。

以前乗っていた車(アルト→ワゴンR)は軽自動車だったので、アクセルをベタッと踏んでも息切れしてしまったのですが、さすがファミ子は普通車だけあって結構なスピードが出ます。さすがにちょっと重たさを感じますが、それでも時速50キロ程度をキープできるのでね。まあ、ガソリンの消費量が気になりますが……それでも、ちゃんとスピードが出るのだからOKです。

反対に帰り道は勾配10%の下り坂を駆け下りながら急カーブをクルクルと曲がらなければいけないので、その気になれば漫画・ナントカDみたいな感じになります。もちろん私の車はそういう車ではないので強エンジンブレーキ(チェンジレバーを「L」に入れてアクセルから足を離す)をかけながらゆっくりと降りてきました。それでもベーパーロック現象が怖くて極力ブレーキを踏まずに走ったので、平均50〜60キロくらいは出ましたけど。

山頂付近は(当然ですが)気温がとても低くて「これじゃ風邪を引いてしまう」と思ったため、1時間かけて行ったのに15分ほど滞在しただけで帰ってしまったのですが、まあ、上り坂・下り坂ともに車の快調っぷりを確認できたのでよしとしましょう。見た目はちょっと傷物になってしまいましたが、走りの方は快調そのものです。


最後にちょっとだけ。

このところは色々と忙しくて、なかなかファミ子に構うことができなかったのですが、やはり

「自分は車が好きだし、そうでなければいけないな」

そう思いました。まあ、それは相互リンクを張っていただいているLOVE MAZDAさんのところに行き、思い出したことなんですが。単に通勤に必要だからとか、そういうことではなく、本当に車が好きで――特にマツダが好きで、ファミリアが好きだということを。

そういうわけで今後も、あまり大きな動きはなくても、このサイトは更新していきたいと思います。よろしくおねがいしますね。


‥‥お前は本当に車が好きなんだナ


好きじゃあないですヨ ただ走るコトが好きなだけで‥

ちがうナ たまたま今走りにいってるからわからないのヨ
車をイジる 車を走らせる 車で遊びにいく
お前はそーゆー車で何かをする人間じゃあないんだヨ
ただクルマそのものがスキなんだヨ
本当は走らなくてもいいんだよ
(湾岸ミッドナイト 17巻P18)




フレームが表示されていない方はこちらへ(フレームありのページになります)